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Channel: おざようの過去ネタ三昧
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神岡鉄道 奥飛騨温泉口駅2(2006年)

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続編です。前回記事はコチラ

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駅構内は貨物線も残っていて結構広かったです。今のレールマウンテンバイクの始発駅とあまり変わっていません。




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第3セクター化後に駅名板は凝ったものになっていました。



そして、一番驚いたのが・・・!
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駅構内に鎮座するターレットトラック

何が驚いたかって?私世代は、前々から記事にしていますが、鉄道郵便・荷物全盛時代を見ています。その時EF58と共に目についたのが、このターレットトラックでした。これに荷物や郵便物を積んだ台車が何両も牽引され「グ~ン、ガタガタガタ」と構内を低速走行するのを日常風景として見たものです。

荷物列車がなくなり、駅構内で見る事もなくなっていたターレットトラックがこんな山奥の駅に突然現れたので驚いたわけです。
このターレットトラックが神岡鉄道でどのように使われていたかは不明です。新聞でも運んでいたのかも?

なお、ターレットトラックは今でも卸売市場などで健在です。




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この切符自動販売機にも驚かされました。どうみてもレストランなどにある食券自販機と一緒・・・。しかも「新千円札は使用出来ません」ときたもんだ(^_^;)。

ここでいう「新千円札」はたぶん今の野口英世千円札かな?2004年に発行されているから、当時既にかなり出回っていたはず。旧札は夏目漱石千円札と思われます。2007年4月で支払い停止になっているくらいなので、却って持っている事の方が稀でした。総務課で両替してくれってのも・・・。たぶん予算の関係と廃止の絡みで機器の更新が出来なかったのでしょうけど・・・。




イメージ 5
発車時刻表と運賃表。よく見ると終点猪谷駅まで行く列車は一日6本・・・。ダイヤ上、奥飛騨温泉口駅に到着した列車は20分以内に折り返しています。だから、本社のある駅なのに列車がいないわけです。





イメージ 6
別アングルで線路を・・・。同業者が1名いましたが、何を撮っているのか不明でした。


廃止後一時は観光鉄道として復活させる!っていう話があがり、「本当に出来るのぉ~」と不思議でした。結局は復活案を出した現職市長は選挙で落選、復活反対を訴えた新人が当選しました。新市長は線路の撤去を明言しましたので、線路がめくられるのも時間の問題か・・・と思われましたが、不思議な事に現存しているようです。レールマウンテンバイクが大好評で、最近は海外のお客さんも増えているとか・・・。そのため、延伸が出来ないか検討されているそうです。

ただ、延伸するとなると、駅構内の広さから茂住駅までになるでしょう。そうなると神通川?を渡る鉄橋が数本あるはずです。そこを自転車で走るのは安全設備などの設置が必要でしょうから、ちょっと難しいんじゃない?と思ってしまいます。



この日は墓参りの空き時間に寄っただけなので、目的の神岡鉄道の車両は撮れずじまいでした。廃止まで残り4ヶ月・・・。何とか行けないか検討を始めました。


2006年7月23日撮影


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