今回の松任遠征のメイン目的はこのEF70-57の撮影です。
そもそも昨年6月にこの機関車・客車が解体される!という報道がありました。市議会で解体のための予算をつけたとか・・・?
っていうことは早ければ8月、遅くとも今年3月までには解体されてしまうのでは・・・と思っていました。で、昨年何度か遠征計画をしましたが、なかなかうまくいかず・・・。そうこうするうちに年度が替わってしまい、役所は年度単位で動くから「たぶん解体されてしまったんだろな~」と諦めていました。
しかし、ネット上で今年5月に撮影した写真を発見!ひょっとしたら現存してるかも?と思い青春18切符の消化も兼ねて緊急遠征となったわけです。本当は次の次の休みに遠征するつもりでしたが、よく考えるとその日は11日・・・。青春18切符の有効期限は終わっている・・・。
ただ、松任は思ったより遠かったです。
岐阜6:38
↓303F(313系)
大垣6:50着
〃 6:54発
↓1207F(221系)
米原7:29着
〃 7:41発
↓700M(223?系)
長浜7:51着
〃 7:55発
↓131M(521系)
近江塩津8:21着
〃 8:33発
↓4843M
福井9:45着(ちょっと駅前散策)
〃 10:15発
↓335M(521系)
松任11:30着
なんと約5時間の旅でした・・・(>_<)
でも、松任に着く直前、新幹線W7系が走っているのを見てビックリ。白山車両基地ってのが松任駅の近くにあるって知らなかったので・・・(^0^;)
そもそも松任からEF70のいる「青少年宿泊研修センター」までバスで行くつもりでネットで北陸鉄道のバスをあれこれ調べても全く判りませんでした。実際、駅前に行くとビックリするくらいバスが少ない・・・。
でも、ちょうどコミュニティバスが来て、白山市役所を通るので乗ってみました。なまじコミバスなので市役所玄関前まで運んでくれるから却って遠くなった・・・。
あとはタブレットの地図を参考にしながら、総合運動公園を歩いて横断。
目的の青少年宿泊研修センターに到着。そこからEF70は見えず、ひょっとして・・・とも思いましたが、脇に入った駐車場の入り口にまだいました!
搬入された頃が見たい(^0^;)。この色でもキレイだったんだろうか??
あまり意味をなさない「なかよし」のヘッドマーク。車番を残しておいてほしかった。
一応解説看板らしい・・・。ほとんど読めないですが・・・。
某動画サイトでは車内に入って録画してましたが・・・。
かってはこの2両が宿泊施設として機能していたらしいです。
反対側にはプラットホームみたいな建物が建っています。ドアには当然鍵がかかっているので、ガラス越しのオハ47を無理矢理撮影。窓はステンレスサッシ化??
EF70は現役時代不遇でした。北陸本線交流電化の主役として量産されながらも、効率の良いEF81に淘汰。余剰となるも減価償却が済んでいないので廃車にも出来ず放置・・・。辛うじて九州に異動した仲間も活躍期間は短く放置プレイへ。
引退後も不遇でした。両数のわりに保存された仲間は多かったようです。でも・・・。
1号機→松任工場で保存。いつの間にか解体された模様(存在が確認出来ない)
4号機→敦賀第二機関区で1号機影武者として保存。こちらも解体されたらしい・・・。
57号機→上記の通りです。
70号機→吹田機関区一般公開用に運ばれ扇形庫で保存。扇形庫と一緒に解体。
1001号機→碓氷峠鉄道文化村で保存。
1003号機→福井市~越前市~鯖江市と転々と移動して保存。結局2007年頃解体
6両も保存されたのに安泰なのは1001号機のみ。この57号機が解体されれば1001号機のみとなってしまいます。