もう一回この記事を書いてみます。前回記事はコチラ。
大井川鐵道(以前は大井川鉄道)を撮り始めて30年近く経ちます。さすがに懐かし車両の画像も出てきています。
大井川鐵道は昔から国鉄や各私鉄の中古車を導入していました。
電車そのものを購入するケースや車体のみを購入し足回りを別途手配して改装するのも得意技でした。
二昔前はそんな車両でも大井川鉄道の形式名に改番されていましたが、いつしか種車の形式名をそのまま使うようになっていきました。
元名鉄3800系の3822F。3829Fと同時に昭和47年に車体のみ購入し、床下は別の車両の部品を使って再起しています。3822Fは近鉄初代ビスタカー10000系の座席を使っており、初めて乗車した時は喜んで写真を撮りました。一方、3829Fはロングシートでした。その後名鉄7000系に廃車が発生するとその座席を利用して、両編成ともクロスシートになりました。
なお、昭和45年に入線した3805Fは台車・床下機器と一緒に購入していますが、大井川鉄道形式のモハ310+クハ510に改番されています。そのクハ510が先日解体されたクハ861になりました。
元北陸鉄道6010系で、日本初のオールアルミカーです。「しらさぎ」の愛称板が取り付けられていました。元々600V車ゆえ当初は他車に牽引されT車として運用されていましたが、後に1500Vに昇圧改造されました。台車は旧車の流用のため、かなり古い台車(M車がSH-11・T車がD-16)を履いており、近代的な外観のわりに乗り心地はかなり悪かったです。現役末期にはT車は元名鉄3880系(元東急3700系)の履いていたKS-33Eに交換され、M車は元名鉄のD-18台車に交換されました。また、前照灯老朽化のため、おでこに副灯が2個増設されました。
この編成は石川県「道の駅山中温泉ゆけむり健康村」に保存展示されています。
元伊豆箱根鉄道1000系です。この1000系は直角シートでモケットが頭部にない座席のため、座り心地は悪く、私は嫌いな車両でした。
入線は1991年と比較的新しかったのですが、1998年土砂崩れの土砂に乗り上げる事故を起こし、損傷が思ったよりひどく修理を断念され廃車となってしまいました。ただ、廃車後、構外側線で長期間放置され幽霊化しました・・・。2005年頃解体されたようです。
入線は1991年と比較的新しかったのですが、1998年土砂崩れの土砂に乗り上げる事故を起こし、損傷が思ったよりひどく修理を断念され廃車となってしまいました。ただ、廃車後、構外側線で長期間放置され幽霊化しました・・・。2005年頃解体されたようです。
なお、この事故のさい連結されていたのが上記6010系で、廃車予定でしたが1000系の修理断念により復活したそうです。
元西武クモハ371・374(元国鉄クモハ11-400)のモハ311・クハ511です。前回記事ではピンボケだったので鮮明な画像をもう一度紹介します。
元近鉄420系も再度紹介します。
大トリには元小田急SSE3000系を(^_^;)
小田急ロマンスカーSSE3000系の第1編成を1983年に購入。ロマンス急行「おおいがわ」として臨時急行で運用されました。しかし、集客は芳しくなく、5両連接編成では他に使い道もなく1987年には休車。千頭駅・家山駅などに長期間放置され、1993年に解体されてしまいました・・・。
ちょっと紹介文を長く書きすぎたかな(^◇^;)