最初F1戦闘機の代替と言う事から「次期支援戦闘機(FS-X)」と言われたF2は実機が完成してXF-2A・XF-2Bと言われるようになりました。
JQ0001~JQ0004までの試作機4機は岐阜基地に配備され、技研本部(TRDI )で各種テストに使われました。
その後、正式にF-2A/Bの名前が決まり、単座のA型は#501~、複座のB型は#101~に改番され、試作4機はそのまま岐阜基地所属となったわけです。
と言うわけで、TRDI所属だった頃・・・XF-2と言われていた頃?・・・のF2試作機の画像を貼ってみます。
#001(現#501)
ミサイル搭載試験?で着陸する試作1号機#001。後にも先にもこれだけミサイル類をいっぱい装備したシーンはなかなか見る事がなかったです。この状態だとあとは腹に増槽を吊れるだけじゃないかな??? 1997年6月30日撮影。
#002(現#502)
2号機はこんな塗装でした。ダミーのサイドワインダーを装備した状態で着陸!1996年10月30日撮影
#003(現:#101)
試作3号機は複座で登場。赤基調の塗色で登場しました。この日は翼の下にはパイロンが目一杯取り付けられていますが、実際装備されているのは増槽のみでした・・・。1997年6月30日撮影。
#004(現#501)
まだフライト開始間もない頃ですから装備品もなく。後席は計器が乗っているためーシートが被っています。
1996年11月26日撮影
あと、おまけ
三菱小牧からフェリー(回送)される岐阜配備前の4号機。そのため、まだADTWのマークが描かれていません。
1996年10月30日撮影
航空自衛隊岐阜基地東側で撮影